Skip to main content

PICEA - New season


ぐっと気温が下がり、一歩季節が前に進んだ今週。
今年もPICEAのベビーカシミヤニットの季節がやってきました。


内モンゴルで生産される世界最高水準のベビーカシミヤを使用したニットブランド「PICEA(ピセア)」。

そのすべすべと滑らかで柔らかなタッチは、まるで赤ちゃんのうぶ毛のよう。思わず頬ずりしたくなるほど贅沢な肌触りで、袖を通すたび、触れるたびに幸せな気持ちにさせてくれます。

原料となるのは、寒暖差の厳しい内モンゴルで育つカシミヤヤギの、おとなになる前の子ヤギから得られるファーストカットのうぶ毛です。
過酷な寒さを生き抜くために、太くて硬い毛の下に、保温と体温調整の役割をもつ柔らかなうぶ毛を備えるカシミヤヤギ。
ベビーのうぶ毛の繊維は特に細く長く、柔らかくしなやか。繊維の中に空気をたっぷりと含むことができるため、軽くて暖かいのです。
PICEAのニットは、一頭あたりわずか30gほどの、わたあめのような繊維を紡いだ特別な糸から作られ、現地の方との強い信頼関係と優良なカシミヤ専業工場の一貫生産の背景により高いクオリティを実現しています。

また、ブランド立ち上げ当初から地道に続けられている、砂漠化が進む内モンゴルでの植樹活動は、「環境をつくることが、カシミヤのクオリティを高めると同時に、カシミヤの新しい可能性をひらくきっかけにもなる」という信念に基づく大切な取り組み。
モンゴル民族の伝統やヤギたちが暮らす環境を守り、カシミヤ産業を未来へ繋いでいく...
この思いを胸に、PICEAの物語はこれからも紡がれていきます。

お取り扱いスタートから3シーズン目となる25AWは、これまでに展開してきたニュートラルなカラーから一歩踏み出して、透明感のある美しい発色が目を引くシーズンカラーを加えたフレッシュなラインナップでご提案していきます。






5ゲージ2本どりで緩く編み立てたあと、強めの縮絨をかけることで、ふんわりと軽やかな風合いに仕上げたクルーネックニット。
ブランド定番の8GG Crew Neckのソフトタイプです。
シーズンカラーのライトパープルとブラック、2色の糸が織りなす奥行きのある表情に惹かれました。
ふわふわとした毛足が肌にあたるのが心地よく、暖かさもしっかりと感じられる一着です。







今シーズンはなんといっても、こちらのロイヤルパープルカラーにぐっときました!鮮やかな色のニットが着たい気分なのかもしれません。
前作の14GG V Neckよりもさらに、一枚でスタイルが決まりやすいディテールが加わった14ゲージVネックニットプルオーバー。
程よい開きのVネック、袖と裾は締め付けのない緩めのリブ編みに。
裾は前後差をつけたスリット仕様で、着用すると緩やかに広がります。
身幅にゆとりをもたせたリラックス感のあるシルエットで、Tシャツやタートルネック、シャツを合わせたレイヤードも楽しめます。











Rib Longsleeve Tee
size:04
¥39,600(inc tax)

繊細な細畝のリブ編みに、糸の細さが持つ品の良さが際立つロングスリーブニット。
女性らしいラインを引き立てるタイトなシルエットと長めの袖が華奢な印象を与えます。
畝の立体感とベビーカシミヤの上品な風合い、ロングスリーブデザインが一枚でも着やすく、ジャケットやコートに合わせると素敵だろうなと思い、今回初めてオーダーしたレディースモデルです。
ハイウエストのワイドデニムやボリュームシルエットのトラウザーズと合わせたい一着。













Panel Stole
¥44,000(inc tax)

縮絨加工によるふんわりとした風合いがソフトで上品な雰囲気の7ゲージパネルストール。
ベビーカシミヤ特有のぬめりと落ち感がよく出ていて、程よいボリュームがありながら、くたっとした美しいドレープが生まれます。
ブラック、ホワイト、チャコールといったベーシックカラーがベースになっているので、コーディネートに取り入れやすく、配色が装いのアクセントに。
首元に軽くかけるだけ、シンプルなワンループ巻きetc巻き方によって、面によって変わる色の表情が楽しめるのも魅力のひとつ。
寒さと乾燥が厳しい冬、敏感な顔周りに、とろりと柔らかく、軽く、暖かなベビーカシミヤの巻物はまさに救世主。気になっている方は、まずはストールから試してみてはいかがでしょうか。




Popular posts from this blog

BISOWN - 3rd delivery

9月もあと1週間。ようやく秋らしい涼しい空気が感じられるようになってきました。 BISOWNより3rd deliveryが到着しています。 155cm サイズ1着用(ジャケット・スラックス共に) MIDDLEWOOL 3BUTTON LOOSEJACKET color:Brown×Black size:1/2 ¥77,000(inc tax) MIDDLEWOOL DEEPTUCK TROUSERS color:Brown×Black size:1/2 ¥48,400(inc tax) ルーズシルエットの 3Bジャケット&1タックスラックスのセットアップ。 80'sのアーカイブから着想を得たクラシックな織柄が印象的なウールファブリックは尾州産のもの。 遠目には深みのあるブラウンの無地に見え、 近くで見ると細かな柄が浮かび上がる奥深い表情と、 ソフトで滑らかな風合いが特徴です。 ジャケットは、3つボタンのセンターベント。 ノッチドラペル、本切羽といったクラシックなテーラリングの要素を取り入れつつ、洗練されたルーズなシルエットを構築。 アンコン仕様の軽やかな仕立てと 生地の柔らかな質感も相まり、リラックスしたムードが漂う一着に。 ジャケットとセットアップになるスラックスは、フロントに施された 深めのワンタックにより、前面に立体的なボリュームを生み出すデザイン 。 後ろ姿はすっきりとした美しいシルエットが特徴です。 柔らかな生地のドレープと落ち感が際立つ、エレガントな仕上がりとなっています。 ちなみに、私はこちらのモデルさん着用写真に一目惚れしてルック買いしてしまいました...!(早速スラックスは丈直し中) スラックスは普段からよく履いていますが、ジャケットとのセットアップは初めて。 BISOWNらしい上品な柔らかさと気取らない雰囲気がとても素敵で、この セットアップなら 日常着としても 取り入れやすく、挑戦してみたい!と思えました。 品格を備えつつも本流のスーツとはまた違い、 ルールにとらわれない自由な着こなしが楽しめる。 BISOWNのセットアップには、そんな懐の深さを感じました。 ジャケットは、 シャツやカーディガンの感覚で袖 を捲ってラフに着崩したり、 ルックのようにベルトでウエストマークしたモードなスタイルもカッコいい。 スラックスは、生地の表情...

forme - New Model"Sidegore"

formeの新作シューズが到着しました。 ff-140 Sidegore LAST No.14 material:Siena(Italian embossed calf) color:Black size:2H/3/3H/4/4H/5 ¥92,400(inc tax) 「ff-140 Sidegore」 タイトな筒周りと短めの丈、ボリュームを抑えたスリムなシルエットで仕上げたミニマルなサイドゴアブーツです。 縫い目を最小限に抑え、プルストラップを省くことで、すっきりとした見た目に。 フォーマルな装いから日常のカジュアルスタイルにも合わせやすいバランスのドレスシューズをイメージして製作された木型 「No.14」は、 先細りすぎず丸すぎず、やや角のある トゥ形状が特徴。 快適なフィット感ながら、スマートな印象を与える設計が魅力です。 素材は、イタリアの伝統的な製法でじっくりと鞣された牛革に繊細な型押しを施したバケッタレザー"Siena"。 しなやかでハリのある質感とシボの表情が高級感のある型押しレザーは、傷や汚れが目立ちにくいというメリットも。 気兼ねなくガシガシ履けるサイドゴアブーツを目指して、アウトソールには Vibram社製トスカニーラバーソールをセレクト。 formeの靴のシャープなイメージに合うすっきりとした見た目と高いグリップ力が魅力の優秀なソールです。 底周りは、グッドイヤーウェルト製法を採用した丈夫なつくりです。 左:私物 右:新品 履き始めて1週間ほど経過した私物(サイズ4)。 早くも良い表情に育ってきました。 初めこそ硬さを感じましたが(特に履き口の前部分)、2〜3日後には柔らかく馴染み、長時間の着用もストレスなく過ごせています。 初めはスムースっぽく見えていた型押し( 製造過程に甲の部分をプレスする工程があるためだそう) は、徐々にシボの立体的な表情が浮かびあがり、色艶がぐっと増してきました。 履きこむほどにフロント部分に寄る優しいシワとその陰影の美しさは、眺めているだけでも気分が上がります! カジュアルな装いの足元をスタイリッシュに引き締めつつ、 アクティブに動けるサイドゴアブーツ。 自信を持っておすすめしたい一足です。 PARK tel :  070-8423-3302 mail :  parkkyoto@icloud.co...

Fendart - 新作「Balade Jacket」

Fendartより、新作のジャケットが到着しました。 Balade Jacket material:Cotton Canvas(made in Japan) color:Dark Navy size:S/M/L ¥126,500(inc tax) ワークブルゾン"Balade Jacket" "Balade(バラード)"はフランス語で散歩や遠出の意味だそう。 幅広で直線的なボックス型のシルエット、フロントに パッチポケットが3つ配された、ワークテイストなデザインが特徴です。 シンプルなパーツ数ながら、複雑で繊細なパターン設計にテクニックとセンスが光ります。 特に、アームホールの構造が特殊。袖と身頃が繋がる脇下部分がマチのように広くなっているのをお分かりいただけますでしょうか。 これは元々、ハンティングジャケットに採用されていた袖の仕様「ピボット・スリーブ」を取り入れたもので、 この構造によって動きやすさとゆとりを生み出しているのです。 厚手のニットや、袖にボリュームのあるトップスの上に羽織った時に、袖下がもたつかないのがポイント。 腕を下ろしているとわからないですが、動いた時にさりげなく見えるステッチはデザインとしても目を引くディテールです。 後ろに向かって緩やかに傾斜した肩線。これまでのジャケットにも取り入れられていた特徴的なディテールで、肩から袖にかけての柔らかな曲線と、包み込むようなフィット感を生み出す。 アームホールはたっぷり、袖口に向かって徐々に細くなったシンプルな筒袖。 ゆとりのある設計なので、折り返したりラフに捲りあげたりと、アレンジも自由自在。 サイドから見たシルエットも美しい。 左前身頃の内側にはストラップ付きのポケット。 今作は裏地がないのでステッチが表に。 これもまたデザインのアクセントになっている。 ウエスト脇はサイドアジャストボタン付き。 リラックス感とスマートさ、二つの顔をもつ 襟。 ゆとりのある首周りで、 ボタンを上まで留めるとソフトな雰囲気。ボタンを開ければ、襟が自然に広がり、立体的に立ち上がる。Vゾーンの余白と流れるような線がくつろいだ空気を醸し出す。 さらに、襟を立てれば凛々しい顔つきに。 それでいて、気取った感じはなく、 自然体で滲み出るかっこよさがそこにある。 ボタンは猫目。 サイズ表記...