こんにちは。 本日はSeihcraより、オリジナル ツイードを使用した バルマカーンコート「Hendon」をご紹介します。 今回ご紹介する2型に共通するのは「バーリーコーン」と呼ばれる織柄。 「大麦の粒」を意味する「バーリーコーン」は、小さな粒が連なるような立体感のある模様が特徴のクラシカルな織柄です。 猫の肉球のようにも見えることから「猫足」と呼ばれることもあるそう。 今回は、そんな豊かな表情のバーリーコーンを取り入れた2型をご紹介します。 コレクションの中でもひときわ華やかな印象を放っていた、 バーリーコーンにオーバーペーンを配した生地は、尾州の山栄毛織にて製作されたもの。 経糸には、2本撚りのメリノウールにカシミヤを巻きつけた糸を。 緯糸には、コシとふくらみのあるブリティッシュウールを使用。 メリノウール、ブリティッシュウール、カシミヤを絶妙にブレンドすることで、落ち感がありながらふくらみのある、しっとりとした質感のツイードに仕上がっています。 全面バーリーコーンに、はっきりとした色合いの格子柄が重なるこの パターンは、50年代〜60年代当時に見られたもので、里和さんも大のお気に入りなのだといいます。 正統派なバルマカーンコートをベースに、日本人の骨格や体型に合わせて設計された一枚袖ラグランスリーブ。 肩周りの収まりの良さや、重さを感じにくい仕立てに加え、フロントボタンを開けても裾が広がりすぎず、裾までストンと落ちる美しいシルエットもこだわりのポイント。 チンストラップは見返しの裾に配置。 襟を立ててストラップを留めることで風の侵入を防ぎ、使わない時は裾に収納できます。 単なるデザインではなく、下を向いたときに襟が顎に当たらない、やや低めの位置でストラップを留めることができるように、このような仕様にしているのだそう。 顔まわりが窮屈に見えない設計で、襟の抜け方もとても綺麗。 機能美を感じる、個人的にも好きなギミックです。 レザーのくるみボタンは、既製品をベースに、里和さん自らが一度塗装を剥がし、濃淡をつけて着色。その上からラッカー塗装で仕上げたもの。 当時のものに見られるような質感を求めて加えられたひと手間。手作業ならではの味付けが効いています。 どこか可愛らしい、素朴な印象のくるみボタンに若干の抵抗があった夫も、里和さんがアレンジを加えたボタンには「はじめて...