Skip to main content

JOJO Naitou - 新しいお取り組みが始まりました。



新しくお取り組みをスタートするJOJO(ジョジョ)のサンダルが入荷してまいりました。






太めの鼻緒に丸みのあるフォルム、一度見たら忘れられない特徴的なデザイン。

JOJO(ジョジョ)は、明治から続く京都の老舗履物匠、祇園ない藤が手掛けるサンダルブランドです。

2013年にスタートし、来年の春で立ち上げから10周年を迎えられます。


 伝統・歴史・健康


元々草履の文化は日本を発祥として国外に広まっていったという歴史があります。

ビーチサンダルは草履が原型となって生まれました。

そんな日本人が古来から道具として用いてきた草履には、健康的な側面があるのをご存知でしょうか。


実際、初めて商品を試着した時にはいつも使わない足の筋肉を使っているな〜と実感しました。

これがいいみたい。


鼻緒を指又でぎゅっと掴み、足首・足裏など全体を動かしながら歩くことで、第二の心臓・ふくらはぎが鍛えられる → 血流が良くなる、冷え性・むくみ改善

姿勢改善、扁平足・浮指・外反母趾など足のお悩みにも効果的だとか。

踵を上げて足全体を使って歩行する、本来の日本人の履き物の履き方はこれなんです!と。

展示会にお伺いしたときに、5代目店主の内藤さんが熱を持って教えてくれたのが印象的でした。


履くことで、健やかに美しく。

現代のライフスタイルに合わせた素材使いと伝統や歴史を感じさせられる佇まい。

JOJO(ジョジョ)は、明治の創業以来「その人に合うものしか作らない」という信念を持ち、一人一人に合わせた誂えの履き物を作ってきた老舗履物匠が提案する新しいサンダルのカタチです。 

祇園ない藤五代目店主、内藤誠治氏。

古き良きものを守りつつ新しいアンテナをお持ちで、常に先を見ておられます。

ちなみに“ジョジョ”というのは江戸時代から使われていた“草履”の幼児語からとられたそう。


展示会にお邪魔した時の写真です。













新作を含め、カラーバリエーション・素材も豊富に取り揃えられた“JOJO(ジョジョ)”。






台をウェッジソール風に厚みを持たせファッション性を高めた“kodori(コドリ)”。

舞妓さんが履いているぽっくりを彷彿させるボリューム感。装飾的で華やかな雰囲気です。




足を最大限に使って体幹が鍛えられる、かかとのない履物“ゆびまたkappo(カッポ)”。

手のひらに乗ってしまうくらい小さな見た目のkappo(カッポ)を初めて見た時は、子供サイズも作ってはるんやな〜可愛いな〜と思ったのですが、大人用と聞いた時は驚きました。

それもそのはず、ソールサイズは6歳児くらいの長さだそう。

もはやサイズはあって無いようなものである!笑

こういう遊び心がまた面白い。




使用されているパーツたち。

前つぼは哺乳瓶の乳首に使用されるのと同じシリコンゴム素材。
写真で見ていたより実物は柔らかくてプニュプニュでした。



ビーサンといえば鼻緒部分が擦れて痛くなる問題ってあると思うのですが

こちらの鼻緒は伸縮性があり肌あたり良い、ポリエステル×ポリウレタン素材。

水着やスポーツウェアなどに仕様される素材で、摩擦や水にも強い。




アウトソールは車のタイヤなどに使用される、強度があり摩擦に強い合成ゴム。

土の上からアスファルトの上に生活圏が変わった現代人にはぴったりな素材。

硬いアスファルトの上でも負担がかかりにくくガンガン歩けます。


そして丸洗いができるのも清潔感があって嬉しい。

くたびれてきたらパーツ交換ができたり調整やクリーニングも可能。

アフターケアも万全です。




前つぼの位置が普通のビーチサンダルと少し違うのお分かり頂けますでしょうか。

通常ビーチサンダルは親指側に寄っているのですが、中心に寄せた方がかかとが内側にずれて見栄えが良いとのこと。粋だなぁ。




かかとは出てますが、これが正解。

特に街履きなどアクティブなシーンではかかとが2cmくらい出るサイズを選ぶのがおすすめだそうです(足指に力が入り重心が下がることで踏み出しやすくなる!)。






Mサイズ

普段25~25.5cmの男性が着用したイメージ





Sサイズ

普段24~24.5cmの女性が着用したイメージ



ブランド推奨サイズ(2cm程かかとを出して着用するサイズ)は男性M、女性Sです。

XS:21cm~24.5cm
S:22〜25.5cm
M:24〜28cm

ストイックに履きたい方は1サイズ下、リラックスして履きたい方は1サイズ上をお選びください。



今回PARKでオーダーさせていただいたのはスエードオールブラック。

インソールはコルク素材とエクセーヌ(人工スエード)素材が選べたのですが、エクセーヌに。

本革と見紛うような上質な見た目のエクセーヌは放熱性・吸熱性を備えた夏涼しく冬暖かい機能的な素材です。

鼻緒も素材を合わせて統一感を出しました。

ベーシックかつシックな雰囲気で、いろんなスタイルに合いやすいのではないかと思います。

軽い印象になりすぎず、靴下を合わせることで夏だけでない長いシーズンの着用が可能です。



小ネタその1、アウトソールはない藤の家紋がモチーフ。見た目にも愛らしく、この独特な凹凸が滑りにくさを向上させているらしい。





小ネタその2、アウトソールをベロンと剥がすと現れる裏側のマジックテープで鼻緒のフィット感が調整できる(結構、力が要る!)。



JOJO Naitou

size:XS/S/M

¥38,500(in tax)


時に草履、時にサンダルとして。

洋装にも和装にもフィットする新感覚サンダル、是非ご体感ください。




掲載している商品は全て通販可能です。

気になる商品があればお気軽にお問合せください。




PARK

tel : 070-8423-3302

mail : parkkyoto@icloud.com

instagram : http://www.instagram.com/park_shinmachi

online shophttps://parkkyoto.com

Popular posts from this blog

forme - New Model"Sidegore"

formeの新作シューズが到着しました。 ff-140 Sidegore LAST No.14 material:Siena(Italian embossed calf) color:Black size:2H/3/3H/4/4H/5 ¥92,400(inc tax) 「ff-140 Sidegore」 タイトな筒周りと短めの丈、ボリュームを抑えたスリムなシルエットで仕上げたミニマルなサイドゴアブーツです。 縫い目を最小限に抑え、プルストラップを省くことで、すっきりとした見た目に。 フォーマルな装いから日常のカジュアルスタイルにも合わせやすいバランスのドレスシューズをイメージして製作された木型 「No.14」は、 先細りすぎず丸すぎず、やや角のある トゥ形状が特徴。 快適なフィット感ながら、スマートな印象を与える設計が魅力です。 素材は、イタリアの伝統的な製法でじっくりと鞣された牛革に繊細な型押しを施したバケッタレザー"Siena"。 しなやかでハリのある質感とシボの表情が高級感のある型押しレザーは、傷や汚れが目立ちにくいというメリットも。 気兼ねなくガシガシ履けるサイドゴアブーツを目指して、アウトソールには Vibram社製トスカニーラバーソールをセレクト。 formeの靴のシャープなイメージに合うすっきりとした見た目と高いグリップ力が魅力の優秀なソールです。 底周りは、グッドイヤーウェルト製法を採用した丈夫なつくりです。 左:私物 右:新品 履き始めて1週間ほど経過した私物(サイズ4)。 早くも良い表情に育ってきました。 初めこそ硬さを感じましたが(特に履き口の前部分)、2〜3日後には柔らかく馴染み、長時間の着用もストレスなく過ごせています。 初めはスムースっぽく見えていた型押し( 製造過程に甲の部分をプレスする工程があるためだそう) は、徐々にシボの立体的な表情が浮かびあがり、色艶がぐっと増してきました。 履きこむほどにフロント部分に寄る優しいシワとその陰影の美しさは、眺めているだけでも気分が上がります! カジュアルな装いの足元をスタイリッシュに引き締めつつ、 アクティブに動けるサイドゴアブーツ。 自信を持っておすすめしたい一足です。 PARK tel :  070-8423-3302 mail :  parkkyoto@icloud.co...

BISOWN - 3rd delivery

9月もあと1週間。ようやく秋らしい涼しい空気が感じられるようになってきました。 BISOWNより3rd deliveryが到着しています。 155cm サイズ1着用(ジャケット・スラックス共に) MIDDLEWOOL 3BUTTON LOOSEJACKET color:Brown×Black size:1/2 ¥77,000(inc tax) MIDDLEWOOL DEEPTUCK TROUSERS color:Brown×Black size:1/2 ¥48,400(inc tax) ルーズシルエットの 3Bジャケット&1タックスラックスのセットアップ。 80'sのアーカイブから着想を得たクラシックな織柄が印象的なウールファブリックは尾州産のもの。 遠目には深みのあるブラウンの無地に見え、 近くで見ると細かな柄が浮かび上がる奥深い表情と、 ソフトで滑らかな風合いが特徴です。 ジャケットは、3つボタンのセンターベント。 ノッチドラペル、本切羽といったクラシックなテーラリングの要素を取り入れつつ、洗練されたルーズなシルエットを構築。 アンコン仕様の軽やかな仕立てと 生地の柔らかな質感も相まり、リラックスしたムードが漂う一着に。 ジャケットとセットアップになるスラックスは、フロントに施された 深めのワンタックにより、前面に立体的なボリュームを生み出すデザイン 。 後ろ姿はすっきりとした美しいシルエットが特徴です。 柔らかな生地のドレープと落ち感が際立つ、エレガントな仕上がりとなっています。 ちなみに、私はこちらのモデルさん着用写真に一目惚れしてルック買いしてしまいました...!(早速スラックスは丈直し中) スラックスは普段からよく履いていますが、ジャケットとのセットアップは初めて。 BISOWNらしい上品な柔らかさと気取らない雰囲気がとても素敵で、この セットアップなら 日常着としても 取り入れやすく、挑戦してみたい!と思えました。 品格を備えつつも本流のスーツとはまた違い、 ルールにとらわれない自由な着こなしが楽しめる。 BISOWNのセットアップには、そんな懐の深さを感じました。 ジャケットは、 シャツやカーディガンの感覚で袖 を捲ってラフに着崩したり、 ルックのようにベルトでウエストマークしたモードなスタイルもカッコいい。 スラックスは、生地の表情...

Fendart - 新作「Balade Jacket」

Fendartより、新作のジャケットが到着しました。 Balade Jacket material:Cotton Canvas(made in Japan) color:Dark Navy size:S/M/L ¥126,500(inc tax) ワークブルゾン"Balade Jacket" "Balade(バラード)"はフランス語で散歩や遠出の意味だそう。 幅広で直線的なボックス型のシルエット、フロントに パッチポケットが3つ配された、ワークテイストなデザインが特徴です。 シンプルなパーツ数ながら、複雑で繊細なパターン設計にテクニックとセンスが光ります。 特に、アームホールの構造が特殊。袖と身頃が繋がる脇下部分がマチのように広くなっているのをお分かりいただけますでしょうか。 これは元々、ハンティングジャケットに採用されていた袖の仕様「ピボット・スリーブ」を取り入れたもので、 この構造によって動きやすさとゆとりを生み出しているのです。 厚手のニットや、袖にボリュームのあるトップスの上に羽織った時に、袖下がもたつかないのがポイント。 腕を下ろしているとわからないですが、動いた時にさりげなく見えるステッチはデザインとしても目を引くディテールです。 後ろに向かって緩やかに傾斜した肩線。これまでのジャケットにも取り入れられていた特徴的なディテールで、肩から袖にかけての柔らかな曲線と、包み込むようなフィット感を生み出す。 アームホールはたっぷり、袖口に向かって徐々に細くなったシンプルな筒袖。 ゆとりのある設計なので、折り返したりラフに捲りあげたりと、アレンジも自由自在。 サイドから見たシルエットも美しい。 左前身頃の内側にはストラップ付きのポケット。 今作は裏地がないのでステッチが表に。 これもまたデザインのアクセントになっている。 ウエスト脇はサイドアジャストボタン付き。 リラックス感とスマートさ、二つの顔をもつ 襟。 ゆとりのある首周りで、 ボタンを上まで留めるとソフトな雰囲気。ボタンを開ければ、襟が自然に広がり、立体的に立ち上がる。Vゾーンの余白と流れるような線がくつろいだ空気を醸し出す。 さらに、襟を立てれば凛々しい顔つきに。 それでいて、気取った感じはなく、 自然体で滲み出るかっこよさがそこにある。 ボタンは猫目。 サイズ表記...