Skip to main content

Aquellos Ojos Verdes BISHU - “Water Lily”Cotton Flannel Sleeping Shirt & Pants



クロード・モネの代表作「睡蓮」からインスピレーションを受け、今シーズンオリジナルで製作された"Water Lily Cotton Flannel"。

ふくらみに富んだメキシコ育ちのホワレスコットンを使用し、高密度に織り上げることで適度なハリと厚みを持った力強い生地に仕上げています。

それぞれの年代に製作された睡蓮の水面から色を抽出して表現された色合いが本当にお美しい。

こちらの生地から2型ご紹介いたします。



軍モノのスリーピングシャツをエレガントに作ったら、というイメージで製作されたヘンリーネックのプルオーバーシャツ。


シーズンで少しずつ細かいディテールを変更しながら継続で展開されているAquellos(アケヨス)の定番的なモデルです。

今期はフレンチドレスシャツのディティールを取り入れ、裾がスクエアスリット仕様に。





両肩のダーツ。肩周りに自然な膨らみが生まれることでつっぱらず、動きやすい作りです。

見た目にも立体感が出ますね。




カフスはボタンを留めると袖がキュッと締まって手首にフィットしてくれます。



袖つけ。一般的なシャツは、裾脇から脇下まで一気に縫製されて一直線になっていることが多いのですが、胴体と袖の縫い目が少しずれているのがわかりますでしょうか。

ずれているんじゃなくて、あえてずらして後から袖を付けています(マニカ・スポスタータと呼ばれる技法)。

手間のかかることですが、これによって腕を動かしたときにつっぱらず、収まりが良くなっています。




意匠の意味合いで、片側に手縫いの“B”ガゼット。





カジュアルなデザイン、ゆとりのあるシルエットの中に、細部にまで手間を惜しまないディテールが隠されていて、一本筋の通ったブランドの美学を感じます。













共生地でご用意しているスリーピングパンツ。

ポケットのパイピング、イージーウエストで元のイメージを近づけたそう。









フロントにワンタック入り。

ヒップ〜太もも周りにかけてゆとりがあり、裾にかけて緩やかにテーパードしたシルエット。

裾開きのディティールでジョッパーズパンツのような要素も取り入れた一本です。














Aquellos Ojos Verdes BISHU(アケヨスオホスヴェルデスビシュウ)


"歴史ある街で、世界中の歴史ある物を融合し新しいクラシックを提案する"

デザイナーの永田氏は国内外で繊維関係の仕事に携わり
イタリア南部の小さなカミチェリア(シャツ専門店)で縫製技術を習得し
故郷である尾州に戻りブランドをスタートさせました。

南イタリアの柔らかな手仕事を取り入れたシャツをベースに
古くから毛織物産業を支えてきた尾州の地で作られる生地や琵琶湖真珠の貝ボタンなど
厳選された素材を使用したアイテムを展開しています。





22AW Collection “SCENE 08”のテーマは
「ルシアン・エルヴェ」
(本名ラズロ・エルカン 1910年-2007年)

ハンガリー出身の写真家で、多くの建築写真を残した人物です。
彼の生きた時代性、建築や美術などからインスピレーションを得て
製作されたコレクションになっております。






掲載している商品は全て通販可能です。

気になる商品があればお気軽にお問合せください。

Popular posts from this blog

Fendart - 新作「Balade Jacket」

Fendartより、新作のジャケットが到着しました。 Balade Jacket material:Cotton Canvas(made in Japan) color:Dark Navy size:S/M/L ¥126,500(inc tax) ワークブルゾン"Balade Jacket" "Balade(バラード)"はフランス語で散歩や遠出の意味だそう。 幅広で直線的なボックス型のシルエット、フロントに パッチポケットが3つ配された、ワークテイストなデザインが特徴です。 シンプルなパーツ数ながら、複雑で繊細なパターン設計にテクニックとセンスが光ります。 特に、アームホールの構造が特殊。袖と身頃が繋がる脇下部分がマチのように広くなっているのをお分かりいただけますでしょうか。 これは元々、ハンティングジャケットに採用されていた袖の仕様「ピボット・スリーブ」を取り入れたもので、 この構造によって動きやすさとゆとりを生み出しているのです。 厚手のニットや、袖にボリュームのあるトップスの上に羽織った時に、袖下がもたつかないのがポイント。 腕を下ろしているとわからないですが、動いた時にさりげなく見えるステッチはデザインとしても目を引くディテールです。 後ろに向かって緩やかに傾斜した肩線。これまでのジャケットにも取り入れられていた特徴的なディテールで、肩から袖にかけての柔らかな曲線と、包み込むようなフィット感を生み出す。 アームホールはたっぷり、袖口に向かって徐々に細くなったシンプルな筒袖。 ゆとりのある設計なので、折り返したりラフに捲りあげたりと、アレンジも自由自在。 サイドから見たシルエットも美しい。 左前身頃の内側にはストラップ付きのポケット。 今作は裏地がないのでステッチが表に。 これもまたデザインのアクセントになっている。 ウエスト脇はサイドアジャストボタン付き。 リラックス感とスマートさ、二つの顔をもつ 襟。 ゆとりのある首周りで、 ボタンを上まで留めるとソフトな雰囲気。ボタンを開ければ、襟が自然に広がり、立体的に立ち上がる。Vゾーンの余白と流れるような線がくつろいだ空気を醸し出す。 さらに、襟を立てれば凛々しい顔つきに。 それでいて、気取った感じはなく、 自然体で滲み出るかっこよさがそこにある。 ボタンは猫目。 サイズ表記...

ANSNAM - Over Pants

ANSNAMより25AWデリバリーがスタート。 今シーズンは、ヘビー級からライトなものまで「アウター」が大充実のコレクション。 したがって、オーダーもかなり変則的。 アウター、アウター、アウター、パンツなどを少々、といった 内容です。 約2年越し、待ちに待った超大物アウターも登場予定。今年こそは皆さまにご紹介できたらいいなぁ。 ぜひお楽しみに。 そんなANSNAM 25AW Collection。 まずは、昨年好評いただいたこちらのパンツが届きました。 Over Pants material:Wool(made in Japan) color:Black size:01/02/03 ¥66,000(inc tax) ヴィンテージのオーバーパンツをベースに製作されたANSNAMの"Over Pants"。 ゆったりとした太めのシルエット、ドローコード仕様のウエストと裾、フラップポケットや膝周りのタックなど、ミリタリーベースの無骨なデザインと、 滑らかで落ち感の美しい綾織ウールの上品な素材感が融合した都会的なスタイルのオーバーパンツです。 ※昨年モデルに使用されていた黒にやや濃紺を帯びたものから、もう少し濃紺に近い色みに変更になりました。 大きめのウエストをドローコードでぎゅっと絞って。 ベージュカラーの細めの平紐が、柔らかなコントラストを生み出し、モダンなムードを後押し。 膝周りに施されたタックのディテール。 アクションプリーツとして動きやすさを保ちながら、 フロントに立体感をプラス。 ウールのしなやかな質感が相まり、 独特のシルエットに。 バックとサイドにはフラップポケット。 サイドのフラップポケットは貫通式ではなく、通常タイプで仕上げた実用的な仕様。 裾のドローコードを絞ったり、ウエストのギャザーの寄せ方でシルエットの変化をお楽しみいただけます。 私は、ギャザーをフロントに集めてバックはすっきりとさせ、裾は軽く絞ってバルーン風のシルエットにするのが好み。 春夏はシャツやTシャツ、秋冬はニット+ロングコートのシンプルな組み合わせが定番です。 裾にたまった生地のドレープが動くたびに軽やかに揺れるのがなんとも魅力的で。 主張しすぎないのに、さりげない華やかさと目を引く存在感があるから、シンプルなコーディネートでもしっかり映えるんです。 足元はスニーカ...

PICEA - New season

ぐっと気温が下がり、一歩季節が前に進んだ今週。 今年もPICEAのベビーカシミヤニットの季節がやってきました。 内モンゴルで生産される世界最高水準のベビーカシミヤを使用したニットブランド「PICEA(ピセア)」。 そのすべすべと滑らかで柔らかなタッチは、まるで赤ちゃんのうぶ毛のよう。 思わず頬ずりしたくなるほど贅沢な肌触りで、袖を通すたび、触れるたびに幸せな気持ちにさせてくれます。 原料となるのは、寒暖差の厳しい内モンゴルで育つカシミヤヤギの、おとなになる前の子ヤギから得られるファーストカットのうぶ毛です。 過酷な寒さを生き抜くために、 太くて硬い毛の下に、保温と体温調整の役割をもつ柔らかなうぶ毛を 備えるカシミヤヤギ。 ベビーのうぶ毛の繊維は特に細く長く、柔らかくしなやか。繊維の中に 空気をたっぷりと含むことができるため、 軽くて暖かいのです。 PICEAのニットは、一頭あたりわずか30gほどの、わたあめのような繊維を紡いだ特別な糸から作られ、 現地の方との強い信頼関係と優良なカシミヤ専業工場の一貫生産の背景により高いクオリティを実現しています。 また、ブランド立ち上げ当初から地道に続けられている、砂漠化が進む内モンゴルでの植樹活動は、「環境をつくることが、カシミヤのクオリティを高めると同時に、カシミヤの新しい可能性をひらくきっかけにもなる」という信念に基づく大切な取り組み。 モンゴル民族の伝統やヤギたちが暮らす環境を守り、カシミヤ産業を未来へ繋いでいく... この思いを胸に、PICEAの物語はこれからも紡がれていきます。 お取り扱いスタートから3シーズン目となる25AWは、これまでに展開してきたニュートラルなカラーから一歩踏み出して、透明感のある美しい発色が目を引くシーズンカラーを加えたフレッシュなラインナップでご提案していきます。 Soft Crew Neck color:HS Black/Royal Purple size:02 ¥71,500(inc tax) 5ゲージ2本どりで緩く編み立てたあと、強めの縮絨をかけることで、ふんわりと軽やかな風合いに仕上げたクルーネックニット。 ブランド定番の 8GG Crew Neck のソフトタイプです。 シーズンカラーのライトパープルとブラック、2色の糸が織りなす奥行きのある表情に惹かれました。 ふわふわとした毛足が...