美しいフォルムとコンフォートな履き心地。
手作業の工程が多い昔ながらの製法で、職人の手によってひとつひとつ丁寧に作り込まれたforme(フォルメ)の靴。
PARKではオープン年の秋冬からお取り組みが始まり、今年で3年目。
一見クラシックなようで、現代のスタイルやムードに合うようにデザインされているところ、素材使いが上品で、足によく合い履き心地もよく...もうすっかりファンです。
当店ではレディースのみのお取り扱いですが、formeはメンズ・レディースともにデザインが共通していて、ディテールや構造がそのままレディースに落とし込まれている、という点もかなり好み。
展示会での新作発表が半年に一度の楽しみで、これ素敵!と思うモデルが次々と登場するものですから、シーズンを追うごとにどんどん靴が増える。笑
そして、これからも買い続けていきたいと思っています。
そんなforme、2009年にブランドがスタートしてから今季で15周年を迎えます。
節目となる今コレクションにはformeのこれまでを振り返りながら初期回帰したという新作がラインナップ。
まずは、内羽根のレースアップブーツ"Moleton(モールトン)"が届きました。
トゥ部分に先芯をいれず、美しいドレープとシワ感が特徴の素材を用いて表現された内羽根のレースアップブーツ。
どこかヴィンテージ靴のようなレトロさがありながら、素材使いとすっきりとしたシルエットで現代的なイメージに作り上げています。
当店ではバッファローカーフをセレクトしました。
ナチュラルなシボの風合いと柔らかさが持ち味のバッファローカーフは、エイジングによって色艶が増して味わい深い表情になっていきます。
ライニングにも足あたりのいい上質なホースレザーが全面に使用され、履くほどにドレープを生む組み合わせに。
先芯が入っていないので、靴全体にシワが入りこんでいく変化が楽しめます。
私、早速履き始めております。
指周りのストレスがなく、ソールの反り返りが抜群で、ブーツとは思えないほどの開放的な履き心地に驚いてます。
擦れて痛くなりがちな履き口も足あたりが柔らかくて感動。。
かかとの内側に覗く厚手のコットンツイルに赤い刺繍が施されたプルストラップは、着脱のサポートの役割を担いつつ、デザインのアクセントになっています。
そしてインソールには、15年目にして初というロゴ刻印。
控えめで小さなサイズにもデザイナーのこだわりを感じます。
木型には、サイドゴアブーツ"Chelsea"やジップブーツ"Molder"と同じNo.10が使用されています。
線の細さを感じるシャープなシルエットとドレスっぽさもあり、個人的に好きな木型のひとつ。
私の場合、足長24.3cmでMoletonはサイズ4(24cm)がちょうどいいサイズでした。
古くから続くものへの敬意とクラフトマンシップを大切に、現代に寄り添う靴を作り続けてきたformeの軌跡が凝縮された24AWコレクション。
Moleton、是非お手に取ってご覧ください。
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