毛織物の産地尾州を拠点に、世界中の歴史ある物を融合し新しいクラシックを創造するAquellos Ojos Verdes BISHU(アケヨスオホスヴェルデスビシュウ)。
南イタリアのドレスシャツを源流に、毎シーズン様々なテーマを掲げてオリジナリティのあるコレクションを展開しています。
SCENE10のテーマは「Tradition&Nomadism」英国流遊牧民。
プリンスオブウェールズやアーツアンドクラフツといった英国の伝統的なスタイルと、
自由で柔軟に生きる遊牧民のイメージを重ね合わせたコレクション。
どこの国とカテゴライズされるわけでなく、西洋と東洋を行き来するような
ブランドらしいユニークなミックススタイルに心惹かれました。
まず、民族衣装からインスピレーションを得てデザインされたプルオーバーシャツとカーディガンが届きました。
おじさんがシャツの上から民族衣装のようなプルオーバーを被っている
一枚の写真から着想してデザインされたスモックシャツ。
新型のデザインです。
濃いブラウンと生成り、2色の無染色のブルガリア産ウールを平織りで織り上げたあと
縮絨をかけて膨らみのある風合いに仕上げた生地は、
ニットのようにふんわり軽いタッチと
少しガサっと粗野感のあるウールの表情が特徴。
生地と作りたいイメージが合致して製作に至ったそうで、
リラックス感のあるキーネックデザインのスモックと生地の雰囲気がうまくマッチしています。
チロルの山岳地帯の伝統的な民族服チロリアンジャケットをカーディガンに。
装飾的なディティールや民族服の独特な空気感をミニマムなデザインに落とし込んでいます。
春夏シーズンにスリーピングシャツで使用されていたアムンゼンツイルのヨコ糸をウールに変更。
仕上げにワッシャー加工を施すことで、洗いざらしのようなナチュラルな風合いとニットのように柔らかな質感に仕上がっています。
秋らしい少し赤みを帯びたブラウンをベースに、縁のパイピングは小豆色、ステッチは少し明るめのブラウン。
ボタンは琵琶湖真珠の貝ボタンで、茶味黄味の入ったものを選んでつけられているそう。
上品で落ち着いたブラウンのグラデーションが素敵です。
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