Skip to main content

JOJO Naitou - サイズ感について


梅雨が明けました。

ぐんぐん気温が上がってきて、いよいよ本格的な夏の始まりですね。

サンダルを解禁された方も多いのではないでしょうか。

PARKのサンダルといえば、昨年秋からお取り組みが始まったJOJO(ジョジョ)。

シーズンレスなアイテムですが、ここからがメインで活躍する季節になってまいります。



JOJOの特徴は丸くてぽってりとしたフォルム、大きめの前ツボ、ボリュームのある花緒。


いわゆるトング型のサンダルなんですが、ビーチサンダルほどラフになりすぎず、どこか日本伝統の履き物の凛とした空気を感じさせる佇まいで、洋装に合わせた時にも効きがいい。

PARKモデルはタウンユースメインで、スラックスにも合わせられるような落ち着いた品のある印象にしたかったので、花緒とインソールをエクセーヌスエードにしたオールブラックで仕上げてもらっています。

サイズが合えばどんな方でも履いていただけるユニセックスなアイテムなんですが

ちょっとサイズ感がわかりにくい。

どれくらい踵を出して履くのが正解?

(JOJOは伝統的に培われた利用方法として2cmほど踵が出るサイズを推奨しています)

リラックスして履きたい場合のサイズは?などなど

いくつかお声をいただいたので、今回はサイズ感についてのレビューをブログにしてみました。





足長:24~24.3cm  幅:細め〜普通 甲:低め

XSサイズ(長さ22.5cm)着用。

普通のサンダルの感覚であれば、踵出てるしサイズが小さいんじゃないの?となるところですが、JOJOの場合は正解。

日本の履き物のはじまりは農耕具で、前かがみになって踏ん張る活動的なシーンでの使用を目的として生まれました。

その系譜を継いで生まれたJOJOでは、指股に力が入り重心が下がる踵の出るサイズが推奨されています。

自然と指股にグッと力が入り、履いているだけでちょっとした運動になりそうな少しストイックなサイズ感です。





XSサイズ(長さ22.5cm)



足長:24~24.3cm  幅:細め〜普通 甲:低め

Sサイズ(長さ24cm)着用。

程よく踵が出ていることで指股に力が入りやすく、心地よい負荷を感じる、個人的にはちょうどいいサイズ感です。
無理なく始めるにはこれくらいのサイズが良さそう。






Sサイズ(長さ24cm)

私自身は、踵のつくリラックスサイズ(M)と少し踵の出るサイズ(XS)を普段から愛用しているのですが

長時間歩き回る日はブランド推奨の少し踵が出る小さめサイズの方が疲れにくいと感じています。

ただ、好みのサイズ感覚は人それぞれで、店頭でお話ししていると「踵の出ないゆったりしたサイズの方が安心する」という方も多い印象です。

普段の感覚と比較しながら自分に合ったサイズをお選びください。






ソールをパカっと開くと底面に現れる、花緒のつながる部分。
このマジックテープを締めたり緩めたりすることで足幅と甲に合わせたサイズ調整ができるようになっています。
もしご要望あればお申し付けください(この調整はお店でできます)。












最後にソックスのご紹介を!

4月にひっそりと入荷していたJOJO定番のソックスは、老舗足袋屋「株式会社玉井商店」とコラボレーションしたもの。
足袋先に縫い目がなく、ヒトの踵の形に合わせた直角ヒール仕様になっているのが特徴で、脱げにくくてストレスのない履き心地が魅力です。




JOJOに合うように生地の厚みや編み地にもこだわって作られているので相性は抜群。

素足でサンダルを履くことに抵抗がある方におすすめしたい組み合わせです。








PARK

Popular posts from this blog

谷吹 order exhibition

国内外のテーラーや工房、ファクトリーで使われずに眠っている「残反」と呼ばれるデッドストック生地を用いて、一本のボトムスを製作するプロジェクト「谷吹」。 行き場を失ってしまったデッドストック生地と、手仕事の需要が減る中で技術を磨いてきた縫製職人たちをデザインで繋ぐ-- 「谷吹」は、元々仕立て業界に身を置いた経験を持つデザイナーならではの真摯な思いから生まれました。 独自の感性とパターンテクニックで、生地のノスタルジックな空気感と現代的なスタイルを融合させた「谷吹」のパンツ。 その独特のムードに徐々に注目が集まっています。 そんな「谷吹」を、もっと多くの方に楽しんでもらうため 春からオファーをかけていたオーダー会。 ようやく開催の準備が整いました! 9月20日(土)〜9月28日(日)の期間、PARK 401号室にて「谷吹 order exhibition」を開催いたします。 本イベントは、谷吹の1stモデル「YANASE」と、初披露の別注モデル「PARK」の2型をご用意。 20種類以上のデッドストック生地の中から お好きな生地をお選びいただけます。 今回のオーダー会で初お披露目となる別注モデルのテーマは「ファティーグパンツ」。 「スラックスを作るデザイナーに、平面的なパンツをデザインしてもらったら?」という発想からスタートし、 谷吹を初めて知る方にも、すでに愛用している方にも、気軽にたくさん履いてもらえる デザインとは何か? イメージを膨らませた末にたどり着いたのが、 20代の頃からアメカジに親しんできた私たちにとって馴染み深い、 アメリカ軍の作業着をルーツとする 「ファティーグパンツ」でした。 ミリタリーパンツの代表格 「ファティーグパンツ」を谷吹が手掛けると。 155cm サイズ0着用 大型のL字フロントポケット、フラップ付きのヒップパッチポケット、リラックス感のあるストレートシルエット。 原型の特徴的なデザインを継承しつつ、谷吹らしいパターンと細部へのこだわりが光る、ミリタリーテイストでありながら シャープなバランスのファティーグパンツが完成しました。 仮縫いトワルの段階から素敵なパンツになりそうな予感はしていましたが、製品サンプルではさらにブラッシュアップされ、生地を選ぶのが楽しみになる大満足の仕上がりでした。 裾はドローコード仕様にも変更可能です(+¥2,20...

matereal - Regular Collar Shirt & Easy Pants

日本国内の優れた技術をもつパートナーたちと連携し、素材調達から製品の完成まで、とことんmade in JAPANにこだわった ものづくりを発信する プロジェクト matereal(マテリアル)より、新型のシャツと継続展開のイージーパンツが届きました。 滋賀県東近江市にて130年以上の歴史のある織物加工会社が手掛ける、近江晒しコットンを使用したシャツ。 近江晒し(おうみざらし)とは、木や草などを燃やした灰を水に溶かした灰汁(あく)を用い、生地を柔らかく、染めやすい状態に漂白する、滋賀県に伝わる伝統的な晒し技法。 何日もかけて生地をもみほぐし、天日干しを繰り返す特殊な晒し工程 によって、生地に独特のシワ感と柔らかな風合いが生まれます。 今回入荷したシャツの生地は、伝統的な近江晒しの技法をベースに開発された独自の製法で、昔ながらの近江晒し特有の洗いざらしのようなシワ感やふんわりとソフトな風合いが表現されています。 仕上げに樹脂加工を施すことで、柔らかさの中に適度なハリ感を加え、肌離れがよく清涼感のある仕上がりに。 155cm Sサイズ着用 matereal OHMIZARASHI Regular Collar Shirt size:S/M color:White ¥22,000(inc tax) 155cm Sサイズ着用 matereal OHMIZARASHI Regular Collar Shirt size:S/M color:Navy ¥22,000(inc tax) リラックスフィットのシンプルなレギュラーカラーシャツは、 襟の角度を通常より前倒しにすることで、着用時に襟から胸元にかけて自然にゆとりが生まれる設計に。 抜襟スタイルにせず、普段通り着るだけで、心地よいリラックス感を演出します。 155cm Sサイズ着用 Cupro Regular Collar Shirt size:S/M color:Black ¥22,000(inc tax) 近江晒し生地2色に加え、再生繊維 キュプラ素材のブラックもご用意しました。 柔らかくとろみのあるキュプラは、 動くたびに優雅になびくドレープ性が持ち味。 落ち着いた光沢とほのかな起毛感がレザーのような独特の質感も感じさせ、近江晒しとはまた違った個性を放ちます。 ケアラベルは手洗いマークで、サンプルとして愛用しているシャツ...

BISOWN - 3rd delivery

9月もあと1週間。ようやく秋らしい涼しい空気が感じられるようになってきました。 BISOWNより3rd deliveryが到着しています。 155cm サイズ1着用(ジャケット・スラックス共に) MIDDLEWOOL 3BUTTON LOOSEJACKET color:Brown×Black size:1/2 ¥77,000(inc tax) MIDDLEWOOL DEEPTUCK TROUSERS color:Brown×Black size:1/2 ¥48,400(inc tax) ルーズシルエットの 3Bジャケット&1タックスラックスのセットアップ。 80'sのアーカイブから着想を得たクラシックな織柄が印象的なウールファブリックは尾州産のもの。 遠目には深みのあるブラウンの無地に見え、 近くで見ると細かな柄が浮かび上がる奥深い表情と、 ソフトで滑らかな風合いが特徴です。 ジャケットは、3つボタンのセンターベント。 ノッチドラペル、本切羽といったクラシックなテーラリングの要素を取り入れつつ、洗練されたルーズなシルエットを構築。 アンコン仕様の軽やかな仕立てと 生地の柔らかな質感も相まり、リラックスしたムードが漂う一着に。 ジャケットとセットアップになるスラックスは、フロントに施された 深めのワンタックにより、前面に立体的なボリュームを生み出すデザイン 。 後ろ姿はすっきりとした美しいシルエットが特徴です。 柔らかな生地のドレープと落ち感が際立つ、エレガントな仕上がりとなっています。 ちなみに、私はこちらのモデルさん着用写真に一目惚れしてルック買いしてしまいました...!(早速スラックスは丈直し中) スラックスは普段からよく履いていますが、ジャケットとのセットアップは初めて。 BISOWNらしい上品な柔らかさと気取らない雰囲気がとても素敵で、この セットアップなら 日常着としても 取り入れやすく、挑戦してみたい!と思えました。 品格を備えつつも本流のスーツとはまた違い、 ルールにとらわれない自由な着こなしが楽しめる。 BISOWNのセットアップには、そんな懐の深さを感じました。 ジャケットは、 シャツやカーディガンの感覚で袖 を捲ってラフに着崩したり、 ルックのようにベルトでウエストマークしたモードなスタイルもカッコいい。 スラックスは、生地の表情...