ANSNAM(アンスナム)の展示会は一般的なそれとは違ってその時のコレクションもあれば過去のアーカイブ作品もラックに掛かっていて見ることができます。
どれも魅力的なので、まずはモデルをどれにしよう??と悩みます。
しかもモデルによっては、アトリエに膨大にストックしている生地やスワッチの中から好きなものを選ぶことが可能。
さらには細かなサイズ(袖を少し短くetc)も指定できてしまうものだから、どんどん選択肢が増えていって更に悩む!
自分達がどういう風にしたいのかがとても重要なところになってくるんです。
今回、特に時間をかけて決めたのが"Bias Wool Shirt"とコート2型です。
コートはまだ入荷していないので後日BLOGでご紹介するとして、今回は"Bias Wool Shirt"のことをご紹介します。
サンプルとしてラックにかかっていた一枚のバンドカラーのシャツ。シンプルなのにとにかく目を惹かれました。
普通シャツは生地の向きをタテに真っ直ぐ使うのが一般的なのですが、こちらはバイアス(斜め)使いにしているのです(チェックやストライプだとわかりやすいです)。
袖を通すとわかる、今まで体感したことのない美しく波打つドレープ。
トロンとしたウールシャツがなびく姿にうっとり。。
生地をバイアスにするとこんなにもドレープが綺麗に出るのか、、!と感動して作製をお願いすることになりました。
生地はデザイナーの中野さんと「これ可愛い、あれも可愛い!」といいながら一緒に選んで頂いた10種類のウール生地。
中には中野さんがパリの蚤の市で見つけてきたというエピソード付きの珍しい生地も、、!
サイズはいつもなら165cmの自分のサイズを最小サイズにしてそこから3サイズくらいで作ってもらうのですが、今回はサンプルで用意されていたワンサイズ(00)にしています。
理由としては、このシャツがもともとゆったりめということもありますが
ジャスト目ですっきりと着る方がいてもいいし
女性だったらハーフコートみたいにバサっと着てもいいし
袖を捲ってもいいし、、
色んな体型の方がそれぞれで好きに合わせながら楽しんでもらえそうだなと思ったからです。
待ちに待った入荷、いざズラリと並べた時の眺めには息をのみました。
どれもウールの綺麗なとろみがありながら、少しづつ性質が違う。
これだけあると好みの気分のものをきっと見つけていただけると思います。
個人的には先シーズン買ったANSNAMRiverrun(アンスナムリヴァーラン)のカーディガンの上に羽織る着方がとても気にいっています。
ニットの上にこのバイアスシャツの組み合わせは是非お試しいただきたいです。
身長155cm 女性
春夏のドローコードパンツと共生地のものを合わせるとツナギ風にもなります。
同じ生地でも、バイアスにすることでまた違った表情が見えてくるのもステキです。
最近の冬はなかなか寒くならないので、ニットの上にウールシャツを羽織れば初冬くらいまではいけちゃうのかな?と思います。
そう思うと結局こんな羽織が一番使う時期が長いんですね。
冬が終わり春になれば、インナーをTシャツに変えて、、
こうなると真夏以外毎日着ることになりそう。笑
ANSNAM(アンスナム)でしかなし得ない洋服作りを体感して、一枚一枚をアートピースとして楽しんでいただけると幸いです。
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