こんにちは。
Sara Finchleyより、新作のご紹介です。
Silver Misanga、Khloris、Amphoraシリーズなど、
シルバーを用いたジュエリー作品の印象が強いSara Finchleyですが、
デザイナーSaraさんのものづくりのスタンスはあくまで「洋服以外」にこだわるもの。
その多彩なクリエイションはジュエリーだけにとどまりません。
彼女が次に選んだ表現は「ハット」です。
製作に至った経緯を尋ねてみると、その理由はとてもシンプルで、「昔から帽子が大好きなんです」とSaraさん。
そんな彼女のこだわりがぎゅっと凝縮された新作のハットの中から、私たちが特に気に入ったのはクラシカルなフェドーラ型。
まずは、ポーランド産のラビットベロアを短毛に加工した「アンテロープ」という素材を使用したモデルが届きました。
今作のポイントは「コシのある柔らかさ」。
帽子の硬さを決める「糊入れ」という工程で、糊の種類や濃度、手法が様々ある中から丁寧に調整を重ねることで、
手触りは非常にソフトでありながら適度な硬さを兼ね備え、かぶる人が自由に形を整えやすい絶妙な塩梅に仕上がっています。
ハットと同色の手編みのトリミングがさりげないワンポイントに。
黒はシルク糸、ブラウンはウール糸を本数どりして手作業で編み込まれております。
ビン革(おでこに当たる部分のテープ状のパーツ)には、上質なラビットベロアの風合いにマッチする柔らかな牛革を採用。
箔押しされたSara Finchleyロゴとパーソナルマークも特別感を添えてくれています。
洗練されたシルエットに素材の柔らかさや繊細な手仕事のニュアンスが加わることで、シャープさと柔和さを見事に調和させたハット。
ブリム(つば)がしなやかに波打つ、ゆらぎのある表情がどこかアンニュイな雰囲気で本当に素敵。。
ワンサイズの作りで、Saraさん曰く、「男性がかぶるとジャストサイズ、女性が深々とかぶっても素敵ですよ」とのこと。
短毛に加工されたベロア素材は、使用するうちに毛が立ち上がり、ふっくらとした風合いに育っていくそうで、経年での変化も楽しみです。
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